ZONE(ゾーン)商品ブランディング

株式会社ジェクス 様 [IDA大阪]

「業界初」のインパクトを伝えるトータルデザイン

プロジェクト概要

大阪府大阪市に本社を構えるジェクス株式会社様。 ジェクス株式会社様の強みである、コンドームに水溶性潤滑ゼリーを塗布する独自技術であるジェルトップ加工。これまでは薄さ重視タイプが主流でしたが、装着感を感じさせない”ステルスゼリー”によって薄さを超えた気持ち良さが感じられるコンドームを開発しました。この業界初の仕様をどのように伝えるか、わかりやすさとインパクトがポイントでした。ネーミングからロゴマーク、各種パッケージ、プロモーションまでトータルでサポートさせていただきました。

わかりやすさとインパクトで価値を伝える

ジェクス株式会社様の強みは、コンドームに水溶性潤滑ゼリーを塗布する独自技術である「ジェルトップ加工」。これまでは薄さ重視タイプが主流でしたが、装着感を感じさせない”ステルスゼリー”によって薄さを超えた気持ち良さが感じられるコンドームを開発しました。この業界初の仕様を「わかりやすく」「インパクト」の2つのポイントでどのように伝えていくか、がこのプロジェクトに課せられたミッションでした。

そのミッションを解決するために、どのような要素があるのか、ユーザーに届ける価値は何かをヒアリングさせていただき、プロジェクトがスタートしました。

ユーザーの共感をつくるコンセプトとネーミング開発

初回は複数案のネーミングとコンセプト、ブランドの方向性をご提案させていただき、様々な角度から商品が持つ価値や特徴をユーザーに伝えるための方向性を模索していきました。

「わかりやすさ」と「インパクト」というポイントを押さえるよう、コンセプト・ネーミングを検討していきました。スポーツ選手によくあるゾーン体験(究極の集中状態)をパートナーとの愛を育む時間にも体験してほしいという思いで提案した「ZONE」というネーミングを採用いただきました。

「究極の集中状態」が直感的に伝わるデザイン開発

店頭でインパクトを与えるパッケージデザイン

それぞれの方向性でパッケージデザインも検討していきました。ダミー制作や紙の検討を経て、「究極の集中状態」を表現するような、暗闇でロゴが光を放っているパッケージデザインに決定しました。見る角度によってピンクや水色など色が変わる特殊な紙にもこだわり、洗練されたイメージに仕上げました。

パッケージデザイン

販売促進までブランドイメージを浸透させる

販売促進としてPOPシールの検証も行いました。コピーの入れ方やレイアウトで訴求力に大きく差が出るのでしっかり検証していきます。

最終的にはモニターアンケートの満足度99%というコピーが大きく際立つ、黄色のPOPシールが採用されました。

POPシールデザイン

そのほかにも、ゼリーによってゴム感が消えることを視覚的にモデルで表現したキービジュアルを作成しました。
あらゆる接点でユーザーとコミュニケーションをとり、ブランド価値が伝わるようにウェブサイトやチラシ、店頭什器へ世界観を展開していきました。

また、2021年3月には、「ZONE Premium」というさらに進化を遂げた商品も開発し、アイディーエイでデザイン制作をさせていただきました。定番ZONEを超えるイメージビジュアルで圧倒的解放感、よりパートナーとのZONEに入っていくイメージを表現しました。

パンフレットデザイン
店頭什器デザイン
ZONE Premium

Summary

総括

ブランドオープン後、店頭やSNSでもユーザーから高評価をいただく商品になりました。商品自体もデザインも評価されているので商品開発とブランドがうまく噛み合ったプロジェクトになったと感じています。 また、女性向けコンドームとしてジェクス株式会社様の売れ筋商品である「グラマラスバタフライ」と並び、男性向けコンドームの代表的なブランドに成長することができています。

Project Member

デザインディレクター Juri Inoue (大阪)
デザイナー Juri Inoue (大阪) / Takahiro Nakagawa (大阪) / Moka Okamura(大阪)
アカウントプランナー Miki Matsuki(大阪)

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