ブラックサンダー / 商品・サービスブランディング
有楽製菓株式会社 様 [IDA東京]
Branding
企業・商品・サービスの成長に重要だと言われる「ブランディング」。
「ブランディングを言葉としてよく耳にするものの詳しく知らない」もしくは「ブランドづくりの具体的な方法、考え方、効果については説明できない」という方がほとんどです。
この機会にブランディングを理解して活用できるようになりましょう。
年間約1,300のプロジェクトでブランディング視点を取り入れ実践しているアイディーエイが、ブランディングを活用するための基礎知識についてお伝えします。
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ブランドとは?ブランディングとは?
「ブランド」の語源は「焼印をつける」という古ノルド語「brandr(ブランドル)」だと言われています。かつては自分の牛に焼印をつけて、他の牛と見分けていたことから派生して、企業や商品・サービスを他の同カテゴリーの競合と「差別化する」ための言葉として使われるようになりました。
現代におけるブランディングは、自社のブランド(企業・商品・サービスなど)が持つ「らしさ(独自の価値)」を他社と差別化することで、ユーザーからの「共感・ロイヤリティ」を高め、永く愛されるブランドにすることを意味します。
単純な差別化だけではなく、永く愛されるための体験づくり全般をブランディングの活動として捉えると良いでしょう。
ブランディングできている状態とは?
ブランドがユーザーに愛される流れには「ブランド想起」と「ブランド選好」があります。
「ブランド想起」と「ブランド選好」の2つに注力できているブランドは、ユーザーの共感やロイヤリティが高くなっていることが多く、ブランディングの好例と言えるでしょう。
「ブランド想起」とは、「コーヒーといえば〇〇〇〇」というように、ユーザーの頭にパッと思い浮かぶかどうかを指します。思いつかないブランドは選ぶことができないため、ロゴや店舗、CMや広告、クチコミなどによって、ユーザーの頭の中にブランドイメージをつくることを意識してどの会社もコミュニケーションを図っています。
特にインターネットが普及した現代では、BtoCのブランドだけではなく、BtoBの製品やサービスも事前に情報収集をしてから購入・導入することが多く、事前にブランドを知って興味を持ってもらうことの重要性が増しています。
「ブランド選好」は、ブランドに対するイメージが買いたい・応援したいと思えるような好意的なものかを指します。
例えば商品やサービスが生まれた背景を紹介するブランドストーリーや、購入の際の接客、使い方までをサポートするカスタマーサクセスといった体験全てが、「ブランドを選ぶ理由」になります。
ユーザーに見つけてもらうだけではなく、永く愛され続けるためのブランド体験づくりが大切です。
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ブランディングの効果
ブランディングは、企業・組織、商品、サービス、採用人事など、あらゆることを対象に効果を発揮します。
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ブランディングの種類
ブランディングには大きく2種類あります。「社外に向けた取り組み(アウターブランディング)」と、「社内に向けた取り組み(インナーブランディング)」です。
アウターブランディングは、生活者や取引先など社外との信頼関係をつくるために、ロゴや商品パッケージ、Webサイト、展示会などで、ブランドが大切にすることやイメージをブレなく伝え、心地よい体験を構築することです。
インナーブランディングは、社内のメンバーに対してビジョンの浸透やブランドへの理解を深めたり、採用活動においては事業戦略と求める人材像をしっかりと照らし合わせたりすることで、自社のブランドを体現する社員自身の意識を高め、外部との接点で心地よい体験がつくれる土壌を整えます。
さらに詳しく知りたい方は、各領域のブランディングをご覧ください。
基本的なブランディングの流れ
ブランディングの目的、ゴールを整理します。
ブランドが持つ独自の価値や競合との違い、ユーザーにどんな体験を提供できるかといった、「ブランドを形作る要素」を全て集めて共有し、達成したい目的や中長期的なビジョン(夢)を描きます。
ブランディングプロジェクトをより良く進める上で、まずは社内の理解・共通認識を一緒につくります。プロジェクトメンバーはもちろん、タイミングを見て関係部署や社員に対して、なぜブランディングが必要なのか、何のために実行するのか、実施後のメリットやビジョンを共有します。
グライドパス(中長期ビジョン)
ブランドプラミッド(ブランドを構成する要素)
ブランドが置かれている現状を整理・分析します。
まずは市場の特性、成長性、競合、ユーザー層、ユーザーインサイト(ユーザーの気持ち)、コミュニケーション方法、ブランド体験、ブランド占有率といった状況を把握します。
その上で、事前に整理した目指すゴール・ブランドの価値と照らし合わせ、「ギャップを埋めるポイント=選ばれる理由・成長の鍵となる要素」を導き出します。
SWOT分析
ユーザー像の整理
ペルソナ
Google Analytics解析
ユーザーを中心にした体験のデザイン(UXデザイン)を行います。リサーチと仮設立てをしながら、ユーザーの体験を描き出し、「どんな体験があればブランドの価値が伝わるのか」を見出します。
合わせてコミュニケーションの方法やタイミングを、ユーザーが共感できるように作り込んでいきます。
ブランドに関わるあらゆる体験・コミュニケーション(広告・CM、イベント、Web、店頭、SNS、記事、商品・サービスチラシなど)を整理しながら、具体的な戦略スケジュールを作成します。
また同時に、効果測定の指標(KPI)も設定しておくと、後から効果検証がしやすくなります。
カスタマージャーニーマップ
ビジネスモデル・体験マップ
採用全体とWebの体験設計
KPI設計
自社の目指す姿や魅力・価値をわかりやすく文章化したブランドステートメント(社内向け)を元に、社外に発信するタグラインと呼ばれるキャッチコピーやコンセプトを作っていきます。
さらにブランドを表現するイメージ=キービジュアルを作成し、ブランドを見える化していきます。
ブランドステートメント
ブランドコンセプト
ブランドの方向性
ブランドイメージ
ブランドロゴ、タグライン
採用コンセプト
ブランドイメージが運用で崩れないようトーン&マナーを決め、デザインシステムを設計します。
各種コミュニケーションツールにブランドイメージを展開しながら、ブランドの価値やメッセージがしっかりと伝わっているかを常にチェックして、世界観を作り込んでいきます。
トーン&マナー
コーポレートカラー
会社案内パンフレット
ステーショナリー
デジタルサイネージ
採用説明会ブース
菅公学生服様 採用サイト
店頭ディスプレイ
ブランドは見た目でつくられるのではなく、ユーザーとのコミュニケーションを積み重ねることでブランド価値になります。そのためブランドを発表してユーザーとのコミュニケーションが生まれ始めてからの把握や改善を素早く行うことが重要です。
ブランディングの目的、ゴールに対して、社内外のブランド活用を素早く検証・改善することで「記憶に残るブランド」としての成長を促します。具体的にはユーザーヒアリング・リサーチ、アンケート実施、販売動向に応じたコミュニケーション改善、Webの解析ソフトを使用した分析などです。
改善案の検討
段階に合わせた施策の検討
Google Analytics解析・改善施策
Google Analytics解析・改善施策
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