自社の理念と価値を魅せる「企業ロゴマーク」のポイント
日本の伝統美を後世へ伝え再生させる、和雑貨ブランド
SHE-KIMONO 事業ブランディング
K-works合同会社 様 [IDA福岡]
オタフクソース株式会社 様 [IDA福岡]
広島県広島市に本社を構えるオタフクソース株式会社さま。求める人物像の設計から採用コンセプトの構築、コミュニケーション戦略としての採用サイト構築、説明会ブースデザインなど、ブランド視点で採用活動をサポート。
ワークショップなどを通してコンセプトをともにつくりながら、毎年の検証・改善でエントリー数やマッチングの向上に寄与しています。2021年には大きく採用コンセプトを見直し、さらなる飛躍を目指しています。
2017年からスタートしたオタフクソース様とのプロジェクトでは、応募してほしい人財を明確にしていくことと、採用対象者に「オタフクらしい」魅力が伝わることをミッションとしました。
まずは、事業について深く理解をさせていただくため、プロジェクトメンバーで工場見学をさせていただいたり、Wood Eggお好み焼館というミュージアムで、カルチャーや事業モデルの理解をさせていただきました。
オタフクソース様は「お好み焼普及活動」として歴史や文化の発信やお好み焼店の支援にも注力されているので、調味料メーカーという側面だけではない独自の魅力を肌で感じることで、より深い理解につながりました。
地元広島では圧倒的な知名度と人気を誇るオタフクソース様ですが、ここ近年で採用上の競合企業や採用・学生の市場自体も変化してきたことから、「暗黙知」になっているオタフクらしさを「形式知」にし、一層オタフクらしさを磨く必要性を感じていました。
オタフクソース様との取り組みも4年を迎えておりましたが、改めて企業が持つ価値を紐解くために社長、役員をはじめとした数名の方にヒアリングをさせていただき、根幹にある想いやビジョンを直にお聞きしていきました。また、改めてアイディーエイでもオタフクソース様が持つ価値をディスカッションし、ていねいに紐解いていきました。
同時に昨年度のサイトが機能していたか分析を行い、改善点を抽出しました。
また、目まぐるしく変化する採用市場の要点を押さえながら、採用活動で発信するべき価値を探っていきました。
以前より設定していた求める人物像もこのタイミングでブラッシュアップをかけ、さらに具体化していきました。
・オタフクソースに入社をする上で「必須要件」
・どの人財にも共通で求める「基本要素」
・これからより必要になる「専門性」
など項目で分けながら整理をしていきました。
そして、新たに設定した採用コンセプトには、オタフクソースの社員みなさんが体現されている「利他の心」と、「我がごと意識」という、”オタフクらしさ“を採用対象者に伝わるよう組み立てました。
新型コロナウイルス蔓延の影響で、採用活動もオンラインがメインになりました。オタフクソース様の魅力の一つである「人」をいかにオンラインで届けていくかが課題になっていました。
そこで、コンセプト構築と同時にWebサイトの全体まで「らしさ」が浸透するように制作を行っていきました。
「エナジー」から感じる元気で明るい印象はオタフクソース様そのままの印象として表現し、さまざまな分野の社員が専門性を活かして活躍していることを虹色のモチーフで表現しました。
総合職採用を実施されているオタフクソース様ですが、専門領域を学んできた方にも働くイメージを持ってもらうために、インタビュー記事を部署ごとに分けて見えるよう工夫しました。
採用サイトTOPページには「企業の全体像を短時間で理解できる」動画を設置し、サイトを閲覧する前の理解を深めてもらえる仕掛けを用意しました。コンセプトに合わせた動きとBGMがサイトへの期待感も演出します。
また、コミュニケーションの速度を速くするだけではなく、より興味を持ってもらえた方には何度もサイトを訪れていただくための記事コンテンツ「オタスクープ」を制作しました。
実際の社員を通して「リアルなひとや仕事の魅力」を感じてもらう、更新型のコンテンツです。
とにかく人を大切にされているオタフクの魅力がグッと詰まったコンテンツになりました。
通年採用が始まり採用期間が長期化している時代に合わせた「何度も訪れたくなる」サイトに貢献しています。
ひとや仕事に迫る!オタスクープ:
https://www.otafuku.co.jp/corporate/recruit/otascoop/
採用活動のサイクルを回し、効果を最大化させるために定期的な効果測定と改善策の検討を行っています。
以前より効果測定指標を設定し、でき上がったサイトが機能しているかを確認しています。良い点・改善点を洗い出し、改善プランを組み立てながら、他の接点になる「場」まで採用コンセプトを反映していきました。
Summary
オタフクソース様の社内、アイディーエイでも「なんとくな肌で感じていたオタフクらしさ」を今回の取り組みで形式知にすることができました。市場が早いスピードで変化する今、採用対象者に伝わり続けるように定期的なサポートこれからもさせていただきたいと思います。
Project Member
デザインディレクター | Kansuke Yukawa (大阪) |
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デザイナー | Satomi Kurokawa (岡山) / Terue Akiyama (福岡) |
アカウントプランナー | Shun Matsuda (福岡) |
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