“超成長中” のブランド戦略とは?
ロングセラー商品の
パッケージ・ブランドサイトリニューアル
グラマラスバタフライリニューアル
ジェクス株式会社 様 [IDA大阪]
富士産業株式会社 様 [IDA岡山]
「マスクが手放せない今だからこそマスクライフを快適にしたい」という思いから誕生した新ブランド。アロマの香りのシールをマスクの上から貼ることで、リラックス効果や集中力UPの効果が期待できます。
現状の自社ECサイトでは50代〜70代がメインの顧客層でしたが、より若い30代〜をユーザーにしたいという想いから、香りごとに背景の柄のデザインにオリジナリティーを持たせシリーズとして集めたくなるようなデザインにしました。SNSや口コミサイトで高い評価を受けており各方面からも反響をいただいています。
コロナ禍での先の見えない不安や長引くマスクライフへの不満を少しでもポジティブに変換できるような商品ブランディングを目指しました。
自社ECサイトをメインに医薬部外品や化粧品の製造販売をしている富士産業様の新規ブランド立ち上げプロジェクト。 「マスクが手放せない今だからこそユーザーの方のマスクライフを快適にしたい」という思いから誕生しました。
新しく若い層(30代)をターゲットにしたいという思いもあり、今までの商品とは少し違うブランドコンセプトを設計しました。いつまで続くかわからないマスク生活での不満を少しでも取り除けるよう、商品の効果や消費者に伝えたい価値を整理し、ロゴマークやパッケージデザインに落とし込みました。
富士産業様も新しいターゲット層に向けた商品開発だったため、今後の売り上げを担うブランドにしたいと強く意気込まれており、デザインのクオリティはもちろん、ブランドの根幹についても相談できるパートナーであることをご期待いただきました。
コロナ禍でソーシャルディスタンスを保たなければいけない私たちと、「お互いの針があることによって近づきたいのに近づけない」というハリネズミの姿が似ていることから、ハリネズミのジレンマをコンセプトにしたいと当初よりご要望をいただきました。そこで、ハリネズミをモチーフにしたロゴマークにすることでキャラクター的な愛着感や商品の手に取りやすさを強めていきました。
若い層のユーザーに好まれるデザインを検証するため、市場でどのようなデザインが受け入れられているのかを分析し、年代別の生活サイクルに合わせた利用目的や効果を洗い出して日常のどのようなシーンで使っていただけるのかを検討しました。機能性だけでなくコンセプトやデザイン性など、根拠に基づくブランド分析から方向性を定めながらプロジェクトを進行していきました。
日々の通勤、誰かとの打ち合わせ、ちょっとしたお出かけにもマスクは欠かせないものに変わりました。そんな新しい様式の中ではついつい呼吸も浅くなりがちです。だからこそ少しでも心地よく日々を過ごしてほしい。
「AROMA de mask(アロマ デ マスク)」は、厳選されたアロマの香りによってマスクをつけることの不快感と憂鬱を和らげ、新しい日常の中でも香りの変化を楽しむことをサポートするブランドです。 ブランドマークのハリネズミは、全身に針を持つために、想いを寄せる相手に近づこうとしても、自らの針でお互いに傷つけてしまいます。寄り添うためには距離をおかなくてはならないのです。
相手を想うからこそお互いの距離が必要な今、「AROMA de mask(アロマ デ マスク)」はその距離がアロマで癒される優しいものであってほしいと考え、ブランドマークのハリネズミにその想いを込めています。
それぞれのシールの香りを連想するイメージを背景柄に描きました。香りごとにイメージカラーを設定し、色彩豊かなブランドの世界観を演出しています。また、中央のネイビーの帯と金色のロゴマークは全種類共通にすることでシリーズとしての統一感も出しています。 カバンに入っていてもおしゃれで洗練されたイメージを感じることができるデザインに仕上がりました。
自社のECサイトとは別で、ブランドサイトを作成しました。 ブランドコンセプトはもちろん、商品特徴や使用方法、ラインナップなど「AROMA de mask(アロマ デ マスク)」が持つ商品へのこだわりや世界観がきちんと伝わるようにサイトの導線やページ構成を設計していきました。
Summary
富士産業様から今までにない若いターゲット層に向けた商品が出るということで、コンセプト設計〜ブランド構築、パッケージデザインなどトータルで関わらせていただきました。各方面からご好評の声をいただき、当初の予定にはなかったフレーバーやアイテムにも続々と新商品として展開されています。富士産業様の今後のメインブランドになれるよう今後も幅広くサポートさせていただきます。
Project Member
デザインディレクター | Kumiko Takeuchi(岡山) |
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デザイナー | Juri Inoue(大阪)/ Haruka Koresawa(岡山) |
アカウントプランナー | Megumi Kajifusa(岡山) |
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